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高知県東洋町長が単独で処分場施設に再応募

六ヶ所村ラプソディー 脱原発

http://www.d-mc.ne.jp/blog/rro/?p=65
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_46fb.html
 
 六ヶ所村ラプソディー上映会の後に日記を書きましたが、本質に迫らないまま中断しておりました。こんなニュースが飛び込んできたので、ご紹介させていただきます。こんなメチャメチャな話、どうして全国ニュースにならないんだろう?やっぱり、原子力関連の話題はタブーなんかなぁ…。
 
 そもそも、「放射性廃棄物最終処分場の公募」というものが、ややこしくてニュースが流れても、素通りしてしまいそうになります。NUMO(原子力発電環境整備機構の略で「ニューモ」と呼ぶらしい)という機構http://www.numo.or.jp/なんて私も初めて聞きました。ここは、原子力発電所から出る「高レベル放射性廃棄物」の処分場を建設するための機構のようです。ここの機構のホームページを見ると、「日本でも遺跡を掘れば、見事に崩れず出てくるやん!せやから日本でも、地層深く放射能のゴミを埋めれば大丈夫に決まってるよ!」という内容と思われる広告が閲覧できます。

 私も不勉強なのですが、一般的なウランで発電する原子力発電所から出る核のゴミは、再処理せずにそのまま保管した場合、環境汚染もコストも少なくなるそうです。しかし、現在、六ヶ所村で行われようとしている、核燃料サイクル事業のための再処理によって、プルトニウムを分離すると、再処理の行程で大量の放射能が出るだけでなく、核のゴミ=高レベル放射性廃棄物も生み出してしまうそうなんです。私は、再処理しない場合の核廃棄物と高レベル放射性廃棄物の違いがよく分かっていません。
 もし、高レベル性放射性廃棄物、というものが、このブログ新聞『市民ジャーナル』http://sj17417.blog63.fc2.com/blog-entry-204.html の記事にあるように、

<ここから引用>
“この核のごみは、とてつもない放射能と高熱を発し、地上で30年〜50年間冷却したあとでないと地層に埋めることが出来ないといわれている。だが、50年間では、地層に埋める温度にならないという学者もいる。
〜中略〜
 高レベル放射性廃棄物の処分地調査を誘致するか否かでゆれている高知県・東洋町で講演したアメリカの地質学者、ローレン・モレさんは「(高レベル放射性廃棄物高を)地中に埋めると5年で穴が開いて放射能が漏れるので、アメリカでは埋めることができない」と講演したとのことだ。”
<引用ここまで>

 というものであるならば、こんなもの作り出してはいけないような気がします。

 
 で、現在、NUMOでは、この高レベル放射性廃棄物の最終処分場をどこにしようか決めているのです。六ヶ所村で本格操業されようとしている、核燃料再処理施設で生み出される予定の、高レベル性廃棄物は、まだどこで処分されるのかも決まっていませんし、本当に安全なのか誰にも分かりません。お金も恐ろしいほどかかりそうです。
 NUMOのホームページhttp://www.numo.or.jp/を見ると、「最終処分場設置可能性を調査する区域を公募中」とピンク色でかかれています。応募要項を見ると2002年12月と書かれています。もう4年も前の資料がまだ公開されているんですね。

http://www.numo.or.jp/new_koubo/pdf/kyo-010.pdf
http://www.numo.or.jp/new_koubo/pdf/kyo-013.pdf
で、↑これが悪魔のパスポートです。六ヶ所村ラプソディーに出てきた大学教授の言動を思い出します。

 で、高知県の東洋町長がこの公募に町長が単独で応募していてNUMOに拒否されたことが先週発覚し、高知新聞でもとりあえげられました。http://www.kochinews.co.jp/0701/070116headline01.htm
 この記事の下の方では、町民6割が反対署名をしたと書かれています。

 それなのに、この町長さん、議会で、また単独で応募した、と発言したそうです。http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_46fb.htmlここを読む限りでは、議員も反対が過半数を超えているにもかかわらず、この公募、町長の印鑑だけで応募ができてしまうという、お粗末なもののようです。

 六ヶ所村ラプソディー上映会の前に、鎌仲ひとみ監督の講演を聞いて、この核燃料サイクル事業はものすごくお金がかかる、とおっしゃっていたのですが、最初ピンとこなかったんです。ようやく、繋がってきました。私は、高レベル放射性廃棄物は、今や一般的になった原子力発電所から出るものだから、電気を使う以上、どこかで処分されなきゃいけない。だから処分場がどこかに決まってしまうのは、仕方が無い、と冷酷にこのニュースを眺めていたのです。