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六ヶ所村ラプソディーその後 


 今の仕事の労働時間は以前より短いため、精神的にかなり楽なのですが、
最近仕事の休みがありません(笑)。でも全然前よりは楽です。
それでも、疲れはたまっているみたいですけどね。
整体で体ほぐしてもらったり、色々やっています。


 そんな連続勤務後に見に行った映画について、
その日の晩に感想を書いたhttp://d.hatena.ne.jp/gojaemon/20070113のですが、
この映画のことは、1日ブログでそのことに触れたら、は
いそれで終わり、じゃない重要な問題のような気がして…。


なので、昨日の晩に少し過激なことを書いた後半の部分を削除しました。
核燃料再処理施設は嫌だけれども、嫌だからと言って、それを批判するのは簡単。
でも、その批判が受け入れられて、もし操業が止まったとしても、
六ヶ所村の人たちは、経済的に苦しむことになり、生きることさえ辛い日々が待っています。
漁業権を放棄してしまった港で、漁師はもう魚を捕ることはできません。
今まで核燃料施設のおかげで需要のあったクリーニング店も、
仕事が激減するでしょう。もう賛成・反対の単純な図式では無くなっています。


 こういう内容の映画を見ると、どうしてもバックに、
政治や宗教が絡んでいるんじゃないか、と私も疑っていました。
でもね、見えない放射能が空や海に垂れ流しにされて、
農産物や海産物が汚染され、
それが自分の食卓にも生物濃縮されていずれ出てくるかと思うと、
そんな、自民党民主党公明党共産党社民党も関係無いんです。


ただ人間として生きて、安全なものを食べたい、安全な大地に住みたい、
という普通の気持ちが私にも芽生えてきました。
なので、このブログでも時折六ヶ所村の動きや私がどう接していくのかも
カテゴリーを作って書いていきたいと思います。


みんなが「知ることができない」、「知ろうとしない」のなら、
私が少しでも私なりにここで書くだけ書いてみようと思います。
どうしても、核燃料サイクル施設が嫌なもんだから、
すぐにその悪口を書いてしまいそうな自分が怖い…。
でもその悪口を書いただけでは、この問題は何も解決しないんだから、
事実を本当のまっさらな気持ちで見つめて行きます。


 昨日の上映会の前に、監督の鎌仲ひとみさんの講演が1時間ほどありました。
てっきり、六ヶ所村の現状、やるせない気持ち、を悲壮感を装って訴える
演説のような講演なのかと思いきや、意外にもあっさりしたざっくばらんな方でした。


この方は、HIBAKUSHAという映画を作られました。
戦争で使われた、劣化ウラン弾放射能の影響により、イラクで、
白血病の子どもたちが増えている現状を取材したドキュメンタリー映画だそうです
(私もまだ観てないので、ここに書いた内容が間違ってたら申し訳ありません)。


この劣化ウラン弾原子力発電所の核廃棄物が原料として使われていることから、
私たち日本人も電気を使うことによって、
間接的に戦争に絡んでいる事実に直面されたそうです。


 そして六ヶ所村の問題…これについては、
もう少し時間をかけて書いていこうと思います。
一度に書くと、きっと過激な言葉になって、読む方が疲れてしまう…。


鎌仲さんは面白い方で、悲壮感漂わせて言いそうなことも、
サラッと軽くお話されます。こんな重要なことをサラッと言う彼女は、
本当にこの問題について考えているんだろうか(←六ヶ所村の問題なんて
何も知らないのに、偉そうに思っていた私…(^^;) )


と思ったりもしたのですが、それは取材を通して
単純な問題じゃないことが浮き彫りになり、
ある意味、無の境地に近い状態になっていらっしゃるのかなぁと思いました。


 鎌仲さんの言葉で印象的だったのは、「反対派の意見は聞き飽きた」と
笑顔でサラッとおっしゃっていた点です(笑)。
六ヶ所村で問題なのは、施設が建設されて核燃料サイクル事業が始まることでは無く、
賛成している人たちと、反対している人たちの間に、
全くコミュニケーションが無いということ。
こういうことは自分としても書きにくいのですが、
多分現状では、両方とも、間違いじゃないんですよね。
そんなスタンスから始まった、六ヶ所村ラプソディ…
一日ではとても書ききれないので、このあたりで終わりにします。